UnityでのAR作成
【1】パッケージを読み込む
ダウンロードしたファイルがzipファイルだった場合など,必要に応じてファイルの展開をしておくこと.ここでは,「vuforia-unity-5-5-9.unitypackage」と「abc.unitypackage」を読み込む.
(1)
「Assets」→「Import
Package」→「Custom Package」を選ぶ.
(2)
ダウンロードした場所からパッケージを選ぶ.
(3)
読み込むファイルとして全てが選ばれていることを確認して「Import」ボタンをクリックする.選ばれていないファイルがあれば,左下の「All」ボタンをクリックすること.
【2】Hierarchyビューの設定
(1)
AR CameraとImage Targetの登録と設定
Hierarchyビューでは「Main Camera」を削除し(右クリックして「Delete」を選択する),Projectビューで「Vuforia」から「Prefabs」を選択すると,Assetsビューに「AR Camera」,「Image Targets」が現れるので,これをHierarchyビューにドラッグ&ドロップする.「Image Targets」はマーカーの数だけ登録するので,今回の講座では4回ドラッグ&ドロップする.
(2)
AR Camera の設定
・
Inspectorビューの「App License Key」に,Vuforiaのサイトで取得したライセンスキーを入力する.
・
「Max Simultaneous Tracked Images」と「Max Simultaneous Tracked Objects」の値をそれぞれ「4」とする.
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「Database Load Behaviour(Script)」の「Load abc Database」と「Active」をチェックする.
(3)
Image Targetの設定
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Hierarchyビューで「Image Target」を選択し,Inspectorビューの「Database」からマーカーのデータベース(今回は「abc」)を選択する.
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すぐ下の「Image Target」から認識させたいマーカー(今回は「Cube620_200」)を選択する.
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あと3つのImage
Targetについても同様にマーカーを対応させる.
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Hierarchyビューの「Image Target」を右クリックすると,対応させるオブジェクトを選択できる.今回は「Cube620_200」に対して立方体(「3D Object」→「Cube」),「logo322_322.jpg」に対して球(「3D Object」→「Sphere」),「mac4288_3216.jpg」に対してカプセル型(「3D Object」→「Capsule」),「macpart3122_1353.jpg」に対して円柱(「3D Object」→「Cylinder」)を対応させることにする.
【3】パソコンでの実行
実行ボタンをクリックすると,パソコン上で実行できる.もう一度実行ボタンをクリックすると停止できる.